本と旅と映画

のんびり気ままに…

2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ランチのアッコちゃん 柚木麻子著 レビュー

とっても読みやすい本です。 1.ランチのアッコちゃん 2.夜食のアッコちゃん 3.夜の大捜査先生 4.ゆとりのビアガーデン 以上4つのお話が書かれています。 どのお話も明るくあったかくてこんな事あったらいいなぁと思える話しです。 なるほどと思ったセリフを…

BUTTER 柚木麻子著 レビュー

朝イチで紹介されていた本です。 海外でも翻訳されていて、イギリスでは賞を受賞しベストセラーになっているとか。 ミーハーな私は読んでみたいと思い図書館へ行きました。 予約するとなんと33人待ちと出てきました。 さすが話題の本だけあり凄い人気です。 …

DRY 原田ひ香著 レビュー

グロい本でした。 目を背けたくなるような描写もありました。 始めて原田さんの本を読みましたが、こんな本書く人だっけ? 内容か凄すぎて何から書きましょうか? 主人公は浮気をして離縁され子供も取られた藍さん。 藍の母親が祖母の頭をナイフで切りつけ留…

映画「宝島」感想

平日だったけどけっこう人が入っていました。 自分の席を探すと、あれ〜先客が座っている。 私と同年代位の女性が珈琲飲みながら座っていた。 チケットを確認するとここで間違いない! 声掛けすると「えーすみません」と謝りながら一つ前の席へ移動されまし…

プレバト才能アリ展福岡に行って来ました。

レ・ミゼワールドツアーを観るために鹿児島からやって来ました。 翌日は大丸百貨店でのプレバト展も見てきました。 土曜日ということもあり凄い人でした。 テレビでの人気がわかります。 きっと視聴率高いんでしょうね。 作品も水彩画、黒板アート、大漁旗、…

レ・ミゼワールドツアースペクタキュラー観てきました!

福岡サンパレスでのツアー もう最高でした! 最初からカッコいい! 生オーケストラが上段に位置し、あらゆる角度からの舞台照明! そして演者の歌の上手いこと! さすが一流の役者さんです。 声量、表現力、伸びのいい歌声、生で聴いてずっと感動してました…

キネマの神様 原田マハ著 レビュー

正確にはキネマの神様ディレクターズカットです。 原作キネマの神様を山田洋次監督が映画化したのだが、脚色され内容が変わっていたようだ。 映画をみた原田さんが、映画を元に書いた新たなキネマの神様ディレクターズカットという本です。 映画を見ていない…

ツリーハウス 角田光代著 レビュー

久しぶりに角田光代さんの本を読みました。 この本は三世代に渡る家族のお話しでした。 新宿にある翡翠飯店という中華料理屋の祖父が亡くなるところから始まります。 昭和15年祖父は満州の開拓団に応募し、満州に渡る。 満州での生活は思い描いていたのとは…

嫁をやめる日 垣谷美雨著 レビュー

意外にいい本でした。 44歳脳溢血で突然亡くなった夫。 夫の実家は広い日本庭園もあり、池には鯉も泳いでいる。 お姑さんは美しく上品な方。 仏壇もお墓も用意してくれた。 しかし嫁を頼りにしている事がわかる。 言いたい事も言わず、いい嫁だった夏葉子。 …

株主優待 暗号資産

とある証券会社の株を100株だけもっています。 高配当で株主優待もあったので、昨年買いました。 株主優待は健康補助食品や暗号資産でした。 健康補助食品のカタログ見ても欲しいのはありませんでした。 かと言って暗号資産もどうなのよ? そもそも暗号資産…

灰の劇場 恩田陸著 レビュー

星5つだとしたら星3つかな。 恩田さんが新聞に載っていたある記事が目に留まり、ショックを受け棘のようにささり なぜこんな事になったのかと書き始めた小説でした。 その記事は年配の女性二人が、一緒に橋の上から飛び降り自殺したという記事。 二人は大学…

宝島 真藤順丈著 レビュー

読みづらくて、何度も挫折しかけました。 途中でやめて他の本を読んで、もう一度借り直し1ヶ月かけて読み終えました。 最後まで読んで大きな感動を受けました。 心に深くつきささり、読み終えて本当に良かったでした。 知らなかった史実を知り、沖縄の方々の…

もう別れてもいいですか 垣谷美雨著 レビュー

朝からゲームするんじゃなかった 負けると時間を損した気持ちになる。 さて今回読んだ本は面白い本でした。 作者が同年代なので共感する所が多く、あるよね〜と思いながら読んでました。 澄子の夫は、妻を家政婦扱いし、上から抑えつけ自由を奪っている。 妻…

黄色い家 川上未映子著 レビュー

4冊目の川上さんの本。 また女性同志のエロティックな話しがあるのかなと思いながら読み始めた。 4人の女性が同じ家に住んで生活を始めていくのだが、今回は全く今までとは違った。 エロティックな話しはほとんど出てこなかった。 今までより読みやすかった…

ウィステリアと三人の女たち 川上未映子 レビュー

1.彼女と彼女の記憶について 田舎町で開かれる同窓会、会いたい人もいない、共通の話題もないけれど出てみようと思ったわたし。 東京の芸能事務所に所属しているわたしは、ブランドものの服を身にまとい、 田舎町の女子や男子を蔑んでいる。 こんな物語はよ…