本と旅と映画

のんびり気ままに…

君たちはどう生きるか。 レビュー

君たちはどう生きるか。 吉野源三郎著 今年公開されるというジブリの最新作映画「君たちははどう生きるか」。 宮崎駿さんがインスパイアされたという同名の本を読んでおこうと手にしました。 一言でいうと良書です。哲学的な本ですが生き方、倫理観などわか…

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ 感想

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ 辻村深月著 話しが想像し難い題名ですが、途中から暗証番号かなと思えました。 母娘関係が軸となり、30歳前の婚活、結婚、友達関係など絡んでいます。 辻村さんらしさが出てる小説です。 チエミが母親を殺害して行方不明になってしま…

かがみの孤城 感想

かがみの孤城 辻村深月著 映画は見ていませんが、読後見てみたいなぁと思いました。 学校に行けなくなってしまった中1のこころちゃん。 原因はクラスメートの真田さん達からいじめを受けた事。 家まで来て脅されて怖くなってしまった。 誰にも言えず家に籠も…

名前探しの放課後 感想

名前探しの放課後 辻村深月著 少しSFぽい感じの小説でした。 クラスメートの誰かが自殺したと言う電話を聞いた、高2の依田いつか。 だが突然いつかは3ヶ月前にタイムスリップしてしまう。 誰かという事で名前が分からない。 その自殺を止める為に仲間と協力…

ぼくのメジャースプーン 感想

ぼくのメジャースプーン 辻村深月著 「子どもたちは夜と遊ぶ」に出てきた秋山先生が出てきます。 なので「子どもたちは夜と遊ぶ」を読んでから読んだ方がいいです。 ふみちゃんと幼なじみのボク(名前出てこない)のお話し。 うさぎが大好きなふみちゃんが、…

子どもたちは夜と遊ぶ 感想

子どもたちは夜と遊ぶ 辻村深月著 これはかなり怖いお話しでした。 「冷たい校舎の時は止まる」より怖かった。 途中で読むのが辛くなりました。 連続殺人事件、見立て殺人による残忍な殺し。 何も関係ない人をゲームとして殺していく。 たまらない。よくこん…

凍りのくじら 感想

凍りのくじら 辻村深月著 芹沢理帆子高校2年生の女の子が主人公。 父親は有名なカメラマン芹沢光。 父親はある日突然失踪してしまう。 母親は余命2年と言われ入院している。 理帆子は精神年齢が高く、回りを達観してみている所がある。 付き合った元彼若尾に…

チューリップコンサート行って来たよ!やりたい事は早めに。

楽しみにしていたチューリップのコンサート行って来ました♫ 初めての熊本城ホールはかなり大きく立派な会場でした。 座席は1階の23列目意外と前の方でいい席でした。 ラッキー!よく見えるじゃんと喜んで座っておりました。 続々とお客様が入ってきます。 見…

老害の人 感想

老害の人 内館牧子著 ご近所さんが貸してくださったので読んでみました。 なかなか面白い小説でした。 老害と聞くと自分も気をつけなければと思っていました。 昔話に説教、病気自慢に孫自慢。それに無気力、クレーマー。 そして同じ話しを何度も繰り返す。 …

噛み合わない会話とある過去について 感想

噛み合わない会話とある過去について 辻村深月著 4つの短編小説が入っています。 ラストの話しを読み終え書いていますが、強烈過ぎて戸惑っています。 一話一話読み終える毎に、辻村さんの鋭さが光ってます。 ①ナベちゃんのヨメ この話しはまだマイルドでし…

V.T.R 感想

V.T.R 辻村深月著 スロウハイツの神様に出てくる作家チヨダコーキのデビュー作なんだって。 実在しない人だけど、辻村深月さんの違う面が見れるかな? 近未来的な設定で、今まで読んだ本とは違う作風でしたね。 表紙からしてアニメ的な感じ。 殺しのライセン…

スロウハイツの神様

スロウハイツの神様 辻村深月著 こちらは上下巻の長編小説です。 裏表紙に人気作家チヨダコーキの小説を模倣した大量殺人事件とあったので、冷たい校舎の時は止まるのような怖い小説なのかと期待して読み始めた。 ところが全く違った。 スロウハイツと名付け…

家族シアター 感想

家族シアター 辻村深月著 こちらはとても心温まる家族のお話しが7話詰まっていました。 ①「妹」という祝福 真面目で大人しい姉と対照的なお洒落で可愛いい妹。 妹は真面目な姉に対していい気持ちをもっていなかったが、彼氏から姉の事を暗くて、何を楽しみに…

きのうの影踏み 感想

きのうの影踏み 辻村深月著 こちらは辻村深月さんの体験談などが詰まった短編小説13話。 ①十円参り ②手紙の主 ③丘の上 ④殺したもの ⑤スイッチ ⑥私の町の占い師 ⑦やみあかご ⑧だまだまマーク ⑨マルとバツ ⑩ナマハゲと私 ⑪タイムリミット ⑫噂地図 ⑬七つのカッ…

盲目的な恋と友情 感想

盲目的な恋と友情 辻村深月著 これは面白かったー 辻村さんの書くこんなお話が好きだ。 心情書くのが上手いよね。 元宝塚のお母さんを持つ美しくて聡明で性格のいい蘭花と、醜いと劣等感を持つ留利絵、そして美波。 美波から大学生時代にされた事をいつまで…

初の確定申告。個人年金から差し引かれている源泉徴収税を取り戻した!

30年程個人年金を払い続け、3年前から個人年金を受け取っています。 支払明細書には源泉徴収税額3万円弱差し引かれています。 この源泉徴収額を取り戻せないかと以前から思っていました。 令和4年度夫は会社から年末調整ではなく、確定申告をして下さいと言…

阪急交通社の説明書に参加してきた。立山黒部アルペンルート。

映画の話しではないけど暇なので書いてます。 阪急交通社からよく送られてくる旅行のパンフレットがある。 綺麗な景色と美味しそうな食事、そして高級ホテルに泊まる宿泊プラン。 いいなぁとは思うが、お値段もそれなり。 団体旅行なので安く収まっているの…

ふちなしのかがみ 感想

ふちなしのかがみ 辻村深月著 こちらは5つの短編小説でした。 ①踊り場の花子 ②ブランコをこぐ足 ③おとうさん、したいがあるよ ④ふちなしのかがみ ⑤八月の天変地異 どれも不思議な話し。 したいがあるよ。のしたいは何だったんだ? 八月の天変地異がよかった…

オーダーメイド殺人クラブ 感想

オーダーメイド殺人クラブ 辻村深月著 中2の学校生活。階級がありグループからはじかれたりはじいたり。 ある日突然無視され、つらい目に合う。 そんな事の繰り返し。 狭い学校生活の中でなんとか生きている。 アンもその一人。 バスケ部で可愛くて彼氏もい…

太陽の座る場所 感想

太陽の座る場所 辻村深月著 まんまと作家さんにしてやられた。 キョウコと響子は違う人物だったのだ。 鈴原今日子はリンちゃんと呼ばれていたのだ。 女優になった今日子さん。 クラス会に出てこない彼女を引っ張りだすために、友達らが彼女に交渉する。 高校…

鍵のない夢を見る 感想

鍵のない夢を見る 辻村深月著 この本は以下の短編小説5話が含まれています。 ①仁志野町の泥棒 友達のお母さんの泥棒癖の話し。 ②石蕗南地区の放火 笙子さんを好きだった役所の冴えない職員が起こした放火。 放火の理由を聞かれ「ヒーローになりたかった」と…

朝が来る 感想

朝が来る 辻村深月著 こちらも一気に読みました。 やはり辻村さんは凄い! よく調べているし両方の立場から書いているので面白い。 最初は幼稚園に通う子供のいざこざから始まったので、子供を持つ親の問題とか書いてるのかと読み始めました。 ジャングルジ…

琥珀の夏 感想

琥珀の夏 辻村深月著 この本も凄かった。 辻村さんて凄い作家さんだ。 筆の勢いが凄い。 一気に読みたいが、凄すぎて休憩入れないと疲れてしまう。 よくこんなの書けるなぁと感心してしまう。 空想の世界だろうけど、「ミライの学校」での生活が実によく書か…

ジャイアンツを観て ジェームズディーンラスト作

主役はエリザベステーラー。 テキサスの大牧場へ嫁いできた女性の30年間に渡る人生を描いた長編映画でした。 3時間20分で途中で休憩が1分ありました。 長かったわ。途中ウトウトしてしまった。 戦争、人種差別など色々な話も盛り込まれていました。 エリザベ…

冷たい校舎の時は止まる 感想

冷たい校舎の時は止まる 辻村深月著 上中下と3巻からなる長編小説。 辻村深月さんのデビュー作。 読み切れるかなと思いながら読み進めていった。 誰が自殺したのか?誰がホストなのか? 校舎の中に取り残された8人の行方が気になり止まらなくなりました。 誰…

青空と逃げる 感想

青空と逃げる 辻村深月著 題名通りお母さんと小5の息子が逃げ続ける話しだ。 事故に合った父親が元で逃げざるえなくなったのだが‥ 逃げてたどり着いた場所で逞しく生きていく。 四万十川、家島、別府へと逃げるように。 母親は子供を守るため訪れた場所で、…

「理由なき反抗」を観て カッコいいよジェームズディーン。

理由なき反抗ジェームズディーンの2作目です。 ストーリーはエデンの東の方がよかった。 理由なき反抗のストーリーは10代の若者達が親への反抗心を抱きながら、友達とのいさかいや友情を描いた青春映画でした。 プラトー以外は10代に見えなかった。 チキンレ…

ツナグ 感想

ツナグ 辻村深月著 一生に一度だけ、死んだ人に会えるというお話し。 アイドルの心得 長男の心得 親友の心得 待ち人の心得 使者の心得 それぞれ4話の話しがラストは使者の視点から書かれている。 どの話しもよかったが、一番引かれたのは親友の心得。 嵐と御…

②宮島観光ひとり旅。観光案内おすすめ。

日時2023,1/28日 尾道駅8:07発山陽本線に乗り三原へ 山陽本線お芙美さんも乗ったんだろうなぁと思うとまた嬉し。 尾道駅から宮島口までの切符の買い方がよく分からず、三原まで買ったもののまだ時間があっので駅員さんに尋ねる。 親切な駅員さんが三原までの…

①大好きな町 尾道ひとり旅。

日時:2023年1月27日 (前日は博多座でエリザベート観劇。娘ともつ鍋食べてアパホテル泊) 朝8時2分博多発新幹線こだまに乗り大好きな町尾道へひとり旅。 山陽新幹線こだまは各駅に止まり、待ち合わせをするため時間がかかるんだな。 ひかりが後ろから超スピ…