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親の死後、田舎の山林、田畑。相続登記の義務化が始まります。

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親の死後遺産相続の問題が出てきます。

現預金はみんな欲しい。

ど田舎の山林、田畑は誰もいらないと言う。

どうぞどうぞと譲り合う。

大小合わせて40筆もある。

うちは農家でした。

小さい頃は田んぼや畑の手伝いもしました。

段々畑になっているみかん山や栗の木の山などもありました。

40筆の中には兄弟誰も知らない土地もありました。

そこで役所に行きました。

役所では地籍調査がされており一筆ごとに土地の所有者、地番、地目が表示されている書類を頂きました。

それを元に場所の確認をしました。

こんな所に山があったのかぁ〜なんて改めて知りました。

ご先祖様は田畑を耕し、子供達を育てて、子や孫のため土地も買い足してきたのでしょう。

もちろん感謝の気持ちはある。

今は兄、私、弟二人誰も農業していない。

田畑は人に貸して耕作してもらっている。

山はほとんど杉山になっている。

これらをどうするか?

みんないらないと言う。

不動産が負動産になっている。

誰か一人に押し付ける訳にもいかない。

とりあえず4人で分け合う事になりました。

 

ここからが大変です。

法務局に行き名義人を調べました。

一筆600円×40筆=24,000円かかります。

祖父や父母名義の他に知らない人の名前もあります。

名義変更されていなかったのです。

名義変更しないまま長年放置されている土地が増えて問題になっているようです。

なんでも九州の広さ位あるらしい。

そこで国も考えたようです。

「相続登記を義務化する」改正法案が可決され、2024年を目途に施工されることになったそうです。

3年以内の相続登記が義務化され、期限内に相続登記しなかった人には罰則10万円以下の過料が課せられる事になります。

 

面倒だけど名義変更しなければいけません。

祖父の名義だと伯父、伯母の戸籍謄本が必要。6人いるがみんな元気で生存している。亡くなるとその子供達まで巻き込む事となりどんどん広がっていきます。

早いに越した事はないようです。

 

所有権を放棄して土地を国へ返すことが可能になるようだが、条件がかなり厳しい。

崖地はだめとか境界線がはっきりしていないとだめ、10年分の管理費用を納めるなど他にも色々厳しい条件か付いている。

国もなんでもかんでも引き受けたら管理が大変なんでしょうね。

結局うちの土地は国に返す事も出来ない。

 

まだまだこれから手続き大変のようです。

数が多いので自分達で出来る分はして、難しいのは司法書士さんにお願いする事になるでしょう。

 

誰か山買ってくれないかな〜(笑)

 

最後までおつきあい有難うございました。

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