林芙美子が学生時代を過ごした町に一度訪れてみたいと思っていました。
まずは千光寺に行き、街全体を見下ろしました。
島々を結ぶしまなみ海道、瀬戸内海、造船所など見えます。
展望台からの眺めは海風を受け気持ちよかったです。
海沿いの商店街の中に林芙美子記念館があるようなので行ってきました。
この街はレトロな建物が残っており新旧入り乱れており、私はとても気に入りました。
狭い路地に古びた建物。
なにか懐かしい香りがします。
いつまでも残してほしい街並みでした。
その商店街の中の林芙美子記念館はボランティアで経営されていました。
ここは林芙美子が実際住んでいた場所で、奥には間借りしていた建物がありました。
実際使っていた万年筆や着ていた着物、直筆の原稿用紙など飾られていました。
記念館の方もとても愛想よく丁寧に話しをしてくださいました。
そしてこの商店街はおのみち芙美子通りという名前。もう嬉しくなります。
古びた銭湯の中は中華屋さんでした。
大和湯の看板もそのまま、ちらりと見えたお店の中は銭湯の名残を残していました。
タイル貼りの壁に鏡などもそのまま。
調べたら100年前からある銭湯みたいです。
銭湯のイメージを残したままリノベしたのでしょう。
古い建物を壊して新しい建物にするのではなく、こうして大事に使うの好きだなぁ〜。
そしてこんな建物があちこちありました。
なんだか昭和の香りのする古きよき時代が蘇りました。
すぐ隣は海です。尾道水道。
目の前には向島、小歌島それらを結ぶ渡船が行ったり、来たりしている。
小さな渡船には自転車や車。大人一人60円、軽自動車90円の看板。
日常生活がそこにあり生活感が溢れていました。
そして海沿いの防波堤やベンチで人々が海を見ています‥
若者やカップル、または一人ボッーと黄昏れている人。
おふみさんもこの海見てたのねぇ〜
海の香りがします。何時間でもいれそうです。
尾道にはまりました。何だろうこの街。私の心をとらえました。
旧さと新しさ、そして生活感あふれる景色。
海に山に島にまた絶対訪れよう!
2時間位しか滞在出来なくて心残りが沢山。
文学のこみち、お寺回りと山の方も散策したいし、島にも渡ってみたい。
もっとこの街を知りたい。
私の心を掴んだ尾道また来よう♫
おふみさんが愛した町、私も大好きになりました。
おつきあい有難うございました。
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