本と旅と映画

のんびり気ままに…

枠からはみ出しても受け入れてくれる所があるといい。居場所。中秋の名月。

朝9時NHKドキュメント72時間で「どろんこパーク雨を走る子どもたち」という番組を見ました。

こちらの施設はNPO法人が運営していて自由に遊べる場所。無料で使える施設です。

綺麗に整備された公園ではなく、既製の遊具などもありません。

手作りのスライダーを滑りどろ水に飛び込む。

雨の日だっておかまいなし。

ずぶ濡れになって遊ぶ。

穴掘りしたり、何か作ったり、どろだらけになり遊び回っている。

まるで発展途上国の風景を見ているようでした。

昼間から花火したり焚き火したり好きな事して思いっきり遊び回っている。

どの子もとても楽しそうでキラキラしている。

スタジオもあり楽器を演奏してる子もいる。

 

ここは学校に行けない子の居場所にもなっている。

学校でずっとすわっているのが嫌で消しゴムをちぎり続けていた女の子。

3年生の時から「死ね」「馬鹿」とか言われ学校に行くのが嫌になった男の子。

20〜30人の子供達が通っているようだ。

そんな子供達もここに居場所を見つけて生き生き生活していた。

あるお母さんは子供の事で悩み苦しみ一緒に死のうと考えた事もあったが、ここにきて子供を受け入れてくれて、認めてもらい、今度生まれ変わってもこの子の母親でいたいと涙ながらに話していた。

 

こんな居場所があってよかったよね。

普通ってなんだろう。

枠からはみ出すと暮らしにくい世の中。

世の中多様化しているのに学校は変わっていない。

ますます詰め込み教育になっている。

好きな事に打ち込めるといいよね。

いい学校に入る事が全てではない。

土曜日も学校に通っている子供達見て可哀想に思えた。

 

自分も子育てしている時は見えていなかった。

そして私自身いい子でいなくてはと思っていた。

もっとのびのび出来てたらまた違っていたかな。

後ろをみてもどうしようもない前を向いていこう。

これからは自由にのびのび生きていこう。

 

今日は中秋の名月

とても大きくて綺麗なお月様が見えました。

なぜか手を合わせてしまいます。

今年も道端でとってきたススキ、白萩、栗を飾り、畑で採れた野菜とお団子をお供えしました。

 

おつきあい有難うございました。

ポチッと喜びます。

 

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