昨日休みますと書きましたが、時間が出来たので書いてます。
昨日見た小津安二郎の「浮草」は旅芸人のお話しでした。
いつもの家族の話しと違いましたね。
簡単にあらすじを書きますね。
京マチ子さんが好きな親方に隠し子がいた事を知り、悪だくみを企みます。
同じ旅芸人の若尾文子さんに隠し子の川口浩さんにちょっかい出すようにお願いするのです。
川口浩さんは郵便局に勤めながら上の大学を目指している真面目な人。
その方が旅芸人の女に一生懸命になってしまいます。
あまりネタパレしないようここまでにします。
皆さん本当に若いですよね。
そして懐かしいお顔が出てきます。
若いけど面影はなんとなくあります。当然名前は出てこない。
この人誰だっけとネットで調べます。そうそうこの方と思いだします。
そして賀原夏子さんこの方よく出てましたよね。
今回娼婦役でいい味出してました。
ラストは親方の中村鴈治郎がタバコを吸おうとするのですが、マッチがない。
そこへ京マチ子がマッチをすり火を点けてあげて、タバコを吸うシーンでした。
なんやかんや争いながらも最後は二人一緒に旅立つ物語でした。
ここからが問題でした。
夫は肺に違和感を感じ、病院に行ったらタバコを止めるように言われました。
以前は朝、食後、寝る前とかしょっちゅう外に出ていきタバコを吸っていました。
やはり調子が悪くなってからは、タバコを減らしていました。
そして家では吸わなくなりました。外に出て行く事もなくなったのです。
完全ではないけれど一日2本位までに減らしたようです。
このまま止められるといいなぁと思っていました。
ところがこの映画を見終わった後、外に出ていきました。
腹がたったので玄関灯を消して鍵を締めました。
ところが鍵を持っていたようで鍵を開けて入ってきました。
あの映画見たからタバコ吸いたくなったのでしょうと言うと、苦笑いしていました。
そして今朝も食後外に出て行きました。
玄関開けると駐車場でタバコを吸っていました。
あ〜困ったもんだ。
またタバコ吸ってるよ。
せっかくここまで減らしてきたのに。
小津さんの映画はタバコを吸うシーンが多く出てきます。
タバコを吸わない私にはわかりませんが、吸う人にはたまらなく美味しそうに見えるのでしょうね。
夫にこれから小津さんの映画見ないように伝えました（笑）
タバコの代わりにこちらをよく食べてます。
元に戻らないよう祈っています。
おつきあい有難うございました。
