1か月ぶりの投稿です。
暇さえあればスマホで麻雀ゲームしていました。
子供が小さい頃、勉強しないでゲームばっかりしているとよく怒ったものでした。
今になって子供の気持ちが分かります(笑)
今度は勝つぞとかここまでしようとかゲームが気になって止められないのです。
さてびわ湖疏水ご存知でしょうか。
「琵琶湖の水を京都に引く」大事業です。
弱冠23歳の若者田邉朔郎が託された約8kmの大工事、三つのトンネルがあり山を貫き非常に困難を極めた工事だったようです。
現代と違い重機もなく手作業で5年かけて完成させた事業です。
そして水力発電によって生まれた電気は京都の近代化の推進力となったのです。
今も命の水を京都に運び続けている琵琶湖疏水を見に行きました。
予約すれば琵琶湖疏水船に乗る事が出来ます。
私達は京都の蹴上から滋賀の三井寺まで乗船しました。
京都駅から地下鉄で蹴上駅まで行き歩いて5〜6分で乗り場に着きます。
近くには南禅寺もあります。
桜や紅葉の季節は多いのでしょうが、穴場的な所だと思いました。
京都の水道局が管理している施設なので、予約者しか入れません。
左は南禅寺近くのねじりまんぽ、右は水道ポンプ室です。
船は8人乗りでしたが、たまたま私達の予約した時間は私達だけで貸切状態でラッキーでした。
若いガイドさんが楽しく説明してくださり、船頭さんもサービスしてくださいました。
トンネルの洞門には「扁額」という文字が書かれています。
伊藤博文など有名人が寄せたようです。
船は幅約4mの水路を三つのトンネルを抜けて進んでいきます。
京都から滋賀へ行く上り船がスピードが速いのでおすすめです。
水路の回りは散歩道になっているようで、散歩中の人や近くの高校生が手を振ってくれます。
桜やもみじの木が沢山あったので季節になると綺麗だと思います。
ちなみにガイドさんは新緑の季節が好きですとおっしゃっていました。
約30分楽しいガイドさんの説明を聞きながらあっという間に、三井寺に着きました。
三井寺は「光る君へ」でまひろがお友達と詣でたお寺でしたよね。
駅には光る君への横断幕がありました。
下船してから琵琶湖の取水口とかも歩いて説明してくださいました。
すぐそこに琵琶湖も見えます。
相方が琵琶湖疏水に興味があり、孫に会いに行く途中のプチ旅行となりました。
明治時代の大事業が今の京都の成り立ちに大いに役立ち、そしてまた未来へと繋がっていくのですね。
勉強させてもらいました。