本と旅と映画

のんびり気ままに…

ライオンのおやつ レビュー 小川糸

2冊目は「ライオンのおやつ」

引き込まれ半日で読み終えました。

ラストはハンドタオル片手に涙をふきながら…

鼻水をティッシュでかみ、鏡を見るとただでさえ腫れぼったい目がはれ、鼻の頭は赤くなっていました。

 

ライオンと言うのは瀬戸内海の島にあるホスピスの事。

ホスピスが舞台なので当然死と隣り合わせです。

主人公の海野雫さんは若くして末期癌、自ら調べてライオンへやってきました。

穏やかな気候で海に囲まれた静かな島です。

そこでの生活が描かれています。

 

素敵な言葉をいくつか紹介

明日が来ることを当たり前に信じられることは、本当はとても幸せな事。

粥有十利(しゅうゆうじり)と言ってお粥には十のいいことがある。

楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなる。

死を受け入れるということは、生きたい、もっと長生きしたいという気持ちも認める事。

私達は様々なエネルギーに守られている。

今を生きることが大事、自分の体で感じる事。

 

死のお迎えに誰かが必ずくるとありました。

私もあちらの世界に会いたい人がいる。

来てくれるといいなぁ〜

 

そして本を読むと気づかせてもらい、内省する事ばかりです。

前回読んだツバキ文具店にでてきた「今、手のひらに残っているものを大事にすればいい」に繋がる気がします。