川っぺりムコリッタ 荻上直子著
川っぺりムコリッタなんの事やら?
なんか聞いた事あるような?
面白そうな話かもと手に取り借りてきました。
題名から想像していた内容とは違いました。
高校二年の時、母親から2万円渡され捨てられてしまった山田君。
生きるために万引きや詐欺を繰り返し捕まり、2年間の刑期を終え出所してきた。
出所したあと、水産工場の仕事を斡旋してもらう。
そして工場の社長から「ムコリッタ」という名前のアパートを紹介され住むことになった。
生きる事に希望をもてず、誰とも関わらず、つつましく、ひっそりと暮らしたい。
自然災害が起きて、日常が突然消えるかもしれない場所。
いてもいなくてもいい自分は、川べり近くに住みたいと思っていました。
いい具合にムコリッタは川べりに建っていました。
そのアパートの住民との関わりから山田君が変わっていきます。
一人で食べるご飯より、誰かと一緒に食べた方が美味しいと気づき、
島田君と言う変わり者の友達も出来た。
アパートの住民の人間性が面白く、すらすらと読めました。

こちら映画にもなったようですね。
観てはいないのですが、その記憶があり聞いた事あるなぁと思ったようです。