本と旅と映画

のんびり気ままに…

DRY 原田ひ香著 レビュー

グロい本でした。

目を背けたくなるような描写もありました。

始めて原田さんの本を読みましたが、こんな本書く人だっけ?

 

内容か凄すぎて何から書きましょうか?

主人公は浮気をして離縁され子供も取られた藍さん。

藍の母親が祖母の頭をナイフで切りつけ留置所に入っている。

浮気相手の男性にお金をせびり、母親を留置所から出す。

母親も母親で子供より男を取るタイプの母親で、藍への愛情は薄い。

祖母、母親、藍と三人で暮らしている隣に、みよちゃんが住んでいる。

みよちゃんは祖母と父の介護をし看取り、祖父の介護をしている事になっていた。

ところが祖父はすでに亡くなっていたのだが、祖父の年金目当てで知らない徘徊老人を連れてきて介護していた。

亡くなった祖父の死体はミイラ化し2階で寝ている。

他にも2体のミイラ化した死体がある。

3人目の徘徊老人を藍ちゃんとミイラ化する手順が特に気持ち悪かった。

脳を吸い取ったり、内臓をかき出しミンチにしたり⋯

シリカゲルを沢山買い込み乾燥させる。

内臓を処理している時に、カレーを作ったりなんだかもう凄い世界でした。

読みます??