久しぶりのレビューです。
「姑の遺品整理は迷惑です」垣谷さんの著書の本はシニアが興味示すような題名が多いですね。
内容は脳梗塞であっけなく亡くなった姑の遺品整理の話しです。
エレベーターのない団地の4階に一人で暮らしていた姑。
その3DKの部屋には物が溢れていた。
食器棚には食器がびっしり詰まっている。
本棚には百科事典や広辞苑などぎっしりと本が詰まっている。
大きなタンスが3棹もあり、押入れの中には布団が何組も詰め込まれている。
座布団が10枚、プラスチックの衣装ケース、空き箱、ホットカーペット、箱に入ったままの陶器類、茶器セットなどなど
嫁の望登子は途方に暮れる。
業者に頼むと高額のお金がかかる。そんなお金もない。
早く処分しないと8万円の家賃を払い続けないといけない。
パートを休み一人で片付けるのだが、何十回も階段を往復しゴミ出しする。
亡くなった姑にブツブツ文句を言いながら⋯
読みながら自分も重ねてしまう。
退職した年にかなり処分したが、捨てきれなかった物も結局使っていない。
まだ捨てられる物はある。
望登子の母は胃がんで亡くなったのだが、姑と対照的な人でほとんど処分していた。
母と姑を比較していたが、どちらも一長一短ありで愛が溢れていた。
とてもリアルでシニアには刺さる本でした。
