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鍵のない夢を見る 感想

鍵のない夢を見る 辻村深月

この本は以下の短編小説5話が含まれています。

 

①仁志野町の泥棒

友達のお母さんの泥棒癖の話し。

 

②石蕗南地区の放火

笙子さんを好きだった役所の冴えない職員が起こした放火。

放火の理由を聞かれ「ヒーローになりたかった」と話す。

 

③美弥谷団地の逃亡者

DVの彼氏とデートしてるのかと思いきや、彼女の母親を殺し金を取り二人で逃げていた。最後彼氏は捕まる。

 

④芹葉大学の夢と殺人

夢を負い続ける彼。

その夢は医者になりサッカー選手となり日本代表選手になる事。

サッカー選手の寿命は短いから、その後は医者に専念する。

サッカーは大学の選択授業で週一してるだけ。

アホかと思うが彼は真剣で夢に向かっている。

大学も卒業出来ない彼は教授を殺してしまう。

就職して高校の美術の先生になっていた彼女は、殺人をおかした彼から「愛している」

と言われ理性が吹き飛んでしまった。

そして最後は‥‥

驚きの結末でした。

 

⑤君本家の誘拐

やっと授かった娘を育てるも、育児ノイローゼ気味の母親の話し。

短編小説なのでサクサク一気に読み終えました。