朝が来る 辻村深月著
こちらも一気に読みました。
やはり辻村さんは凄い!
よく調べているし両方の立場から書いているので面白い。
最初は幼稚園に通う子供のいざこざから始まったので、子供を持つ親の問題とか書いてるのかと読み始めました。
ジャングルジムから落ちた大空君の問題もよく書いてました。
ここは序章、その後不妊治療の話しが出てきました。
ここもよく調べてリアルに書いてありました。
こちらも勉強になります。
次は特別養子縁組の話しです。
養子縁組に対する偏見などもよく書いてるし、そこまでにたどり着くまでの気持ちの変化などもよく書かれています。
途中から養子に出すことなった生みの親ひかりの話しになります。
中学生の妊娠出産、その後の人生などが語られていきます。
こうやって養子をもらう側の視点と出すことになったひかりの視点と両方を書いている。
辻村さんの手法の一つですかね。
こうやって両方の視点から書かれている事が多いですよね。
私は夢中になって読んでいます。
考えさせられる事も多いです。
いい作家さんに出会えてよかった。