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凍りのくじら 感想

凍りのくじら 辻村深月

 

芹沢理帆子高校2年生の女の子が主人公。

父親は有名なカメラマン芹沢光。

父親はある日突然失踪してしまう。

母親は余命2年と言われ入院している。

理帆子は精神年齢が高く、回りを達観してみている所がある。

付き合った元彼若尾に対してもだ。若尾はストーカーとなり理帆子に嫌がらせをする。

ある日別所あきらという高校3年生が理帆子にモデルになってくれないかと言ってくる。

この別所あきらは、何者かと思ったら‥‥

お父さんの話しと絡めて不思議な物語でした。

「誰かと繋がりたいときは、すがりついたっていいんだよ。相手の事情なんか無視して、一緒にいたいって、それを口にしても--」

とこんな文章がありました。

でもなかなか言えないよ〜鎧が邪魔して

 

ドラえもん好きな人には面白いと思いますよ。