こちらの本も本屋大賞ノミネート作でした。
読みながらこの物語以前読んだ事があるような?それともドラマだったかな?見覚えがあるぞと思いながら読み進めました。
景色のいい場所に建てられた一軒屋にポツンと置かれていた椅子の映像が浮かんできました。
歳のせいかはっきりと思い出せません。
ラストが近づいてくるとだんだんと先が分かってきました。
やはり私の予想通りの展開でした。
後で調べたら西島秀俊さん主演のドラマを見てました。
記憶力が乏しい自分は悲しいけれど、何回でも楽しめます。
さてこの物語は一級建築士の青瀬が、依頼主の吉野から家の建築を頼まれます。
吉野は青瀬に「すべてお任せします。あなた自身が住みたい家を建ててください」と言われます。
青瀬は張り切り北に大きな窓を設けた斬新な家、光を取り入れた素敵な家を建てました。建築雑誌200選にも掲載されました。
吉野も喜び現金で三千万円の料金を支払い、受け渡しが完了したのですが‥
吉野一家は新しい家に引っ越していなかったのです。
謎を解いていくミステリー小説です。
面白かったのでドラマにもなったのでしょうね。