秋晴れの中、友とドライブ行ってきました。
実りの秋、稲穂が頭を垂れ黄金色に輝いていました。
うちは農家だったので、稲刈りは懐かしい思い出です。
家族総出の田植え、稲刈りは年中行事でした。
今は機械化が進み、コンバインで刈り取り脱穀までされ、藁も丸められ処理されていきます。そして乾燥機にかけられていくのでしょう。
便利ですよね。
私のうちは小さな稲刈機だったので、機械で刈取りし、束ねられた稲穂を天日干ししていきます。
地方により天日干しの方法は色々あるようですが、鹿児島は竹や木でウマを作りそこに稲穂を一つ一つかけていきます。
男性陣が、機械に乗り刈取りし、ウマを作ってくれます。そこに女性陣や子供達が稲穂を抱えてウマにかけていくのです。
まだ暑いし、稲穂でチクチクします。ウマに全ての稲穂が掛けられるよう上手く詰めて掛けていかなければいけません。
ウマ作りが下手だったのか、稲穂を掛けすぎて重くなったのかウマが倒れる時もありました。
一通りかけ終わったあと、母は落ちている稲穂を一本一本拾いそれを束ねています。
ミレーの落穂拾いみたいだなと思いながら私も真似て拾っていました。
一本の稲に沢山のお米がついています。
もったいないですもんね。集めれば結構な量になります。
今、家庭菜園で野菜作りをして思うのですが、自分達で育てた野菜は小さくて形が悪くても捨てられません。
大きくなり実をつけてくれた野菜達は愛おしいです。
そんな思いもあったのかなぁなんて今にしてみれば思います。
天気にもよりますが、2週間程天日干します。
雨や台風が来ないことを祈りながら…
その後は脱穀です。ウマからカラカラに乾燥した稲穂を取り脱穀機にかけていきます。
そしてお米が米袋の中に溜まっていきます。
今年の出来は良かったとか、粒が大きいとか大人達は話しています。
そして収穫の秋は終わります。
またみんなで食べるお昼ご飯の美味しかった事。お茶の時間も楽しかったなぁ。
まだかな〜早く休みたいなぁ〜なんて思いながら田んぼにお茶菓子広げて一息つく時間が待ち遠しいものでした。
懐かしい思い出です。
黄金色の田んぼ見ながら、美味しいランチを頂きました。新米かなと思うくらいお米が美味しいでした。
農家の皆さん有難うございます。頭が下がります。
最後までおつきあい有難うございました。
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