冷たい校舎の時は止まる 辻村深月著
上中下と3巻からなる長編小説。
辻村深月さんのデビュー作。
読み切れるかなと思いながら読み進めていった。
誰が自殺したのか?誰がホストなのか?
校舎の中に取り残された8人の行方が気になり止まらなくなりました。
誰かの精神世界の中、次から次へと死んでいく。
怖かった。こんな怖い場面を書ける人なんだ。
一人一人の背景、思いなどを書いているので長編小説となっています。
作家自身の辻村深月という登場人物が出てくるので、作家さんと重ねてしまうが、本当はどんな人なんでしょう。