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オーダーメイド殺人クラブ 感想

オーダーメイド殺人クラブ 辻村深月

 

中2の学校生活。階級がありグループからはじかれたりはじいたり。

ある日突然無視され、つらい目に合う。

そんな事の繰り返し。

狭い学校生活の中でなんとか生きている。

アンもその一人。

バスケ部で可愛くて彼氏もいて上の階級にいたが、ある日無視され一人ぼっちになってしまう。

そんな彼女が隣の席の徳川という男子に自分を殺してくれと依頼する。

二人で殺人計画を作っていく物語。

世間からすぐに忘れ去られるような事件は嫌で、みんなをあっと言わせる事件にしたいと考える。

徳川は猫を殺したりしていて、人を殺すのもやってみたいと、なんだか最近あった事件を思わせるようだ。

アンも徳川も血を見ると興奮するタイプ。

こういう子もいるんだろう。

二人が本当に事件をおこすのか気になり読みました。

ネタバレするといけないのでここまでとします。

 

自殺や殺人など考えている人に言いたい。

今は悩み苦しいと思うが、なんであんな事で悩んでいたんだろうと思う時が来る。

生きててほしい。