台風が過ぎ去った今日も一日天気が悪かった。
テレビ見たり、ユーチューブ見たり、家でゴロゴロ過ごしていた。
午前中にBSで「おひとりさまでも、家で死ねますか?」という番組を見ました。
題名が気になりました。
みんないつかは死ぬ、どんな死に方するのか、自分も迷惑かけないように家で死にたい。
コロッとね。
でも死に方はわからない。
この番組はおひとりさまの看取りを数多く行ってきた岐阜にある診療所の話しでした。
奥様を亡くされた一人暮らしの90代の男性、離婚して子供二人とも連絡とれないガンに冒された男性の死を密着取材していました。
医療、介護と連携しており、訪問介護で一日二度三度と訪問していました。
診療所の先生は患者や家族に寄り添い温かい言葉をかけていました。
患者にここまで向き合ってくれる先生がいるんだなぁ。
なので患者と先生との信頼関係はとても強いものでした。
子供に会いたいと言っていたガン患者さんの子供達ともなんとか連絡取れないかと、探してくれていた。
またストレス抱えている娘さんに、苦しい時両手を上に深呼吸して笑いましょうと。
仕事をしているので親の死に目に会えないかもと心配している娘さんに、死に目に会えなくてもそれまでに過ごしてきた時間の方が大事ですよと言っていた。
確かにそうだと思う。
死ぬ間際に会えなくても、それまでに過ごす時間が大事だ。
一緒におにぎり食べたり、些細なこと話したり穏やかな時間を過ごす事が。
よかったなぁ、いい人生だったなぁと思い死にたい。
二人ともとても穏やかな顔で亡くなった。
診療所の先生は住職も兼ねており、看取ったあとはお経をあげてくださいました。
在宅医療、介護の費用は3〜4万円と意外とかからない事も言っていた。
こんな診療所が身近にないかしらと思った。
先ほど息子宅からビデオ電話があり孫と話せた。
じじとおばばの顔はほころんだ。
離れてるけど便利な世の中だ。
おつきあい有難うございました。
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