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映画 90歳何がめでたい。感想



草笛光子さん主演の「老後の資金がありません」が面白かったので、今回も期待して観に行きました。

平日の映画館に入ると高齢者の夫婦、お友達連れ、親子連れが多かった。

70代80代の白髪のおじさま、おばさまのなんと多い事か!

映画館でこんな客層に出会うのは珍しい。

60代の私達は若い方だった。

ターゲットが高齢者、きっとこの映画ヒットしてるのではないでしょうか。

高齢者がわざわざ映画館に足を運ぶ映画を作るなんていい事だ。

映画を観て笑い、まだまだ自分も頑張ろうと思えたのではないでしょうか。

映画の内容は作家の佐藤愛子さん(草笛光子)が、編集者の吉川さん(唐沢寿明)のしつこい誘いにのり、「90歳何がめでたい」のエッセーを書き上げるまでのドタバタ劇です。

時代遅れの唐沢さんがいい味出してます。

昭和の昔気質の男性で奥さん(木村多江)と娘にも逃げられてしまう。

そんな吉川さんと佐藤愛子さんのやり取りが面白い。

佐藤愛子さんは歯に衣着せぬ物言いで、きっぱりと言い切る。

竹を割ったような性格だ。

犬とのエピソードや病院嫌いの所とか、普段の生活でシニアが困っている所とかよく描いていました。

電気屋の修理人にオダギリジョーが出てきたのには驚いた。

そしてタクシー運転手に三谷幸喜、病院の窓口女性に石田ひかりとか豪華俳優人です。

笑えて、ちょっぴり泣けていい映画でした。

佐藤愛子さんの年賀状のコスプレ写真も面白かった。やはり気持ちが若い!

今も100歳越えて長生きされているようです。

草笛光子さんも何にでも挑戦する姿素晴らしい!

そして素敵に歳を重ねていらっしゃる。

いつまでも気持ちは若くでいたいもんだ。

 

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