本と旅と映画

のんびり気ままに…

本の紹介

名前探しの放課後 感想

名前探しの放課後 辻村深月著 少しSFぽい感じの小説でした。 クラスメートの誰かが自殺したと言う電話を聞いた、高2の依田いつか。 だが突然いつかは3ヶ月前にタイムスリップしてしまう。 誰かという事で名前が分からない。 その自殺を止める為に仲間と協力…

ぼくのメジャースプーン 感想

ぼくのメジャースプーン 辻村深月著 「子どもたちは夜と遊ぶ」に出てきた秋山先生が出てきます。 なので「子どもたちは夜と遊ぶ」を読んでから読んだ方がいいです。 ふみちゃんと幼なじみのボク(名前出てこない)のお話し。 うさぎが大好きなふみちゃんが、…

子どもたちは夜と遊ぶ 感想

子どもたちは夜と遊ぶ 辻村深月著 これはかなり怖いお話しでした。 「冷たい校舎の時は止まる」より怖かった。 途中で読むのが辛くなりました。 連続殺人事件、見立て殺人による残忍な殺し。 何も関係ない人をゲームとして殺していく。 たまらない。よくこん…

凍りのくじら 感想

凍りのくじら 辻村深月著 芹沢理帆子高校2年生の女の子が主人公。 父親は有名なカメラマン芹沢光。 父親はある日突然失踪してしまう。 母親は余命2年と言われ入院している。 理帆子は精神年齢が高く、回りを達観してみている所がある。 付き合った元彼若尾に…

老害の人 感想

老害の人 内館牧子著 ご近所さんが貸してくださったので読んでみました。 なかなか面白い小説でした。 老害と聞くと自分も気をつけなければと思っていました。 昔話に説教、病気自慢に孫自慢。それに無気力、クレーマー。 そして同じ話しを何度も繰り返す。 …

噛み合わない会話とある過去について 感想

噛み合わない会話とある過去について 辻村深月著 4つの短編小説が入っています。 ラストの話しを読み終え書いていますが、強烈過ぎて戸惑っています。 一話一話読み終える毎に、辻村さんの鋭さが光ってます。 ①ナベちゃんのヨメ この話しはまだマイルドでし…

V.T.R 感想

V.T.R 辻村深月著 スロウハイツの神様に出てくる作家チヨダコーキのデビュー作なんだって。 実在しない人だけど、辻村深月さんの違う面が見れるかな? 近未来的な設定で、今まで読んだ本とは違う作風でしたね。 表紙からしてアニメ的な感じ。 殺しのライセン…

スロウハイツの神様

スロウハイツの神様 辻村深月著 こちらは上下巻の長編小説です。 裏表紙に人気作家チヨダコーキの小説を模倣した大量殺人事件とあったので、冷たい校舎の時は止まるのような怖い小説なのかと期待して読み始めた。 ところが全く違った。 スロウハイツと名付け…

家族シアター 感想

家族シアター 辻村深月著 こちらはとても心温まる家族のお話しが7話詰まっていました。 ①「妹」という祝福 真面目で大人しい姉と対照的なお洒落で可愛いい妹。 妹は真面目な姉に対していい気持ちをもっていなかったが、彼氏から姉の事を暗くて、何を楽しみに…

きのうの影踏み 感想

きのうの影踏み 辻村深月著 こちらは辻村深月さんの体験談などが詰まった短編小説13話。 ①十円参り ②手紙の主 ③丘の上 ④殺したもの ⑤スイッチ ⑥私の町の占い師 ⑦やみあかご ⑧だまだまマーク ⑨マルとバツ ⑩ナマハゲと私 ⑪タイムリミット ⑫噂地図 ⑬七つのカッ…

盲目的な恋と友情 感想

盲目的な恋と友情 辻村深月著 これは面白かったー 辻村さんの書くこんなお話が好きだ。 心情書くのが上手いよね。 元宝塚のお母さんを持つ美しくて聡明で性格のいい蘭花と、醜いと劣等感を持つ留利絵、そして美波。 美波から大学生時代にされた事をいつまで…

ふちなしのかがみ 感想

ふちなしのかがみ 辻村深月著 こちらは5つの短編小説でした。 ①踊り場の花子 ②ブランコをこぐ足 ③おとうさん、したいがあるよ ④ふちなしのかがみ ⑤八月の天変地異 どれも不思議な話し。 したいがあるよ。のしたいは何だったんだ? 八月の天変地異がよかった…

オーダーメイド殺人クラブ 感想

オーダーメイド殺人クラブ 辻村深月著 中2の学校生活。階級がありグループからはじかれたりはじいたり。 ある日突然無視され、つらい目に合う。 そんな事の繰り返し。 狭い学校生活の中でなんとか生きている。 アンもその一人。 バスケ部で可愛くて彼氏もい…

太陽の座る場所 感想

太陽の座る場所 辻村深月著 まんまと作家さんにしてやられた。 キョウコと響子は違う人物だったのだ。 鈴原今日子はリンちゃんと呼ばれていたのだ。 女優になった今日子さん。 クラス会に出てこない彼女を引っ張りだすために、友達らが彼女に交渉する。 高校…

鍵のない夢を見る 感想

鍵のない夢を見る 辻村深月著 この本は以下の短編小説5話が含まれています。 ①仁志野町の泥棒 友達のお母さんの泥棒癖の話し。 ②石蕗南地区の放火 笙子さんを好きだった役所の冴えない職員が起こした放火。 放火の理由を聞かれ「ヒーローになりたかった」と…

朝が来る 感想

朝が来る 辻村深月著 こちらも一気に読みました。 やはり辻村さんは凄い! よく調べているし両方の立場から書いているので面白い。 最初は幼稚園に通う子供のいざこざから始まったので、子供を持つ親の問題とか書いてるのかと読み始めました。 ジャングルジ…

琥珀の夏 感想

琥珀の夏 辻村深月著 この本も凄かった。 辻村さんて凄い作家さんだ。 筆の勢いが凄い。 一気に読みたいが、凄すぎて休憩入れないと疲れてしまう。 よくこんなの書けるなぁと感心してしまう。 空想の世界だろうけど、「ミライの学校」での生活が実によく書か…

冷たい校舎の時は止まる 感想

冷たい校舎の時は止まる 辻村深月著 上中下と3巻からなる長編小説。 辻村深月さんのデビュー作。 読み切れるかなと思いながら読み進めていった。 誰が自殺したのか?誰がホストなのか? 校舎の中に取り残された8人の行方が気になり止まらなくなりました。 誰…

青空と逃げる 感想

青空と逃げる 辻村深月著 題名通りお母さんと小5の息子が逃げ続ける話しだ。 事故に合った父親が元で逃げざるえなくなったのだが‥ 逃げてたどり着いた場所で逞しく生きていく。 四万十川、家島、別府へと逃げるように。 母親は子供を守るため訪れた場所で、…

ツナグ 感想

ツナグ 辻村深月著 一生に一度だけ、死んだ人に会えるというお話し。 アイドルの心得 長男の心得 親友の心得 待ち人の心得 使者の心得 それぞれ4話の話しがラストは使者の視点から書かれている。 どの話しもよかったが、一番引かれたのは親友の心得。 嵐と御…

傲慢と善良 感想

傲慢と善良 辻村深月著 この作品一気に読んでしまいました。 婚活アプリで知り合った架と真実。 結婚式まで決めていたのに真実が失踪してしまう。 ストーカーに狙われていたかと思いきや、全く予想しない展開となった。 結婚に悩む男女、友達、世間、親子関…

旅屋おかえり 感想

旅屋おかえり 原田マハ著 気がつくと、今日も旅をしている。旅が好きだ。移動が好きなのだ。 の書き出しから旅好きの私はこの本を手にした。 売れないタレント岡えりかが旅屋として旅の代理人となりあちこち旅をする話し。 旅屋の社長萬鉄壁とのやりとりなど…

蒲公英草紙 感想

蒲公英草紙を読んで 恩田陸著 蒲公英と書いてたんぽぽと読むとは知らなかった。 聡子お嬢様と過ごした槇村での出来事 病弱だったお嬢様の遊び相手として槇村家に出入りし、槇村家の家族やお屋敷に出入りされる方々との出来事を回想しながら描いている。 そし…

六番目の小夜子 感想

今年は本を読む事を目標とした。 娘の本棚から拝借した。 「六番目の小夜子」 恩田陸著 二日で読み終えた。 恩田さんのデビュー作のようだが素晴らしい作家さんだ。 引き込まれるように読んだ。 誰が小夜子なのか? 体育館での全員参加の演劇などゾクゾクし…

セリアの可愛いクリスマスグッズ。大人も楽しめる絵本。ヨシタケシンスケ。

町に出るとあちこちのお店がクリスマスディスプレイで飾られている。 我が家も子供達が小さい頃はクリスマスツリーを飾っていたけれど、いなくなったらしまい込んだままになっています。 最近セリアで可愛いクリスマスグッズを見つけたので買ってしまいまし…

昭和6年シベリヤ鉄道に乗りヨーロッパ女一人旅。林芙美子。私もどこか行きたいなぁ~

昨日は夕方まで仕事だったので今日はゆっくり休みます。 一日しか休みがないと出掛ける気力はありません。 おまけに朝から大雨でした。 読まなければならない本もあるので、静かに本でも読む事にしました。 先日、私が林芙美子が好きだと知っている方よりお…

センテラス 天文館図書館 期待以上の素晴らしさ!

タカプラ跡に出来たセンテラス天文館。 鹿児島の一等地に出来た商業施設ビル。 なんとこのビルの4F、5Fに市立図書館が入っているのです。 テレビで情報を得ていた私はとても期待していました。 オープン間もないので土日を避けて、月曜日に行ってきました。 …

読書の秋より食欲の秋だがたまには本もいい。ターシャ・テューダー

私の中では食欲の秋が強い。でも読書の秋でもある。 小学生の頃から本を読むのは好きでした。 推理小説とか好きでよく読んでいました。趣味は読書なんて書いていた時期もあったのですが、歳とともに読まなくなってきました。 物忘れがひどいので、登場人物の…

ブログ53記事目・ 生きる幸福 老いる幸福

書く事が好きで始めたブログだが、だんだんと書く事がなくなってきました。 これで53記事目です。 雑記ブログなので日々、思った事や感じた事などなんでも書いてきました。 ここらでこれからの方向性を立ち止まり考えてみようかな。 何を伝えたいのか? 誰に…

菅さん好きでした。 「空腹こそ最強のクスリ」一日やってみました。

菅さん好きだったのにな〜総裁選出ないんだね。 あの嘘つき安倍さんの後引き継いでコロナ禍の中頑張ってお仕事してくれてたのにな〜 携帯電話も安くしてくれたし、不妊治療の保険適用、そしてつい最近デジタル庁も作ってくれたのに。たった一年で色々お仕事…